品種概要(原産地とクローン)
シャルドネはフランス原産の白ブドウ品種であり、特にブルゴーニュ、シャンパーニュ、ラングドックなどで広く栽培されている。
カリフォルニア大学デービス校のFoundation Plant Services(FPS)では、「シャルドネ105(VCRクローン4)」「シャルドネ106(Robert Mondavi Vineyardsクローン)」など、さまざまなクローンが登録されている。
また、フランスのENTAV-INRA®のクローン96、76、95、277、548などもFPSに導入されている。
栽培性
アルヴァリーニョは適応性が高く、石灰質や砂質の土壌でよく育つ。果皮が厚く、さまざまな気候に耐えることができるため、高品質なワインを生産することができる。
また、アルヴァリーニョの樹勢は中程度で、剪定や管理によって収量をコントロールすることが重要。
耐病性
この品種は、灰色カビ病などの一般的なブドウ病害に対してある程度の耐性を持つが、湿度の高い環境では防除策が必要となる。
登録されているクローン(Alvarinho 01やAlvarinho 03)は、微小芽先組織培養処理を受けており、ウイルスや病害のリスクが低減されている。
栽培環境と品質特性
アルヴァリーニョは、温暖で湿潤な気候を好み、果実は小さく、白や黄色の果皮を持つ。
ワインは高い酸味と芳醇なアロマが特徴で、特に柑橘類や花の香りを感じる。冷涼な気候で栽培されると、ワインは爽やかでエレガントなスタイルになる。
世界の主な栽培地
主にポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ地方とスペインのリアス・バイシャス地域で栽培されているが、カリフォルニアなど他の地域でも注目され、栽培が広がっている。
JVA輸入資材
JVAアルヴァリーニョ01はポルトガル由来。FPSのAlvarinho 01に該当。米Wonderful nurseryから2020年に輸入。02は2021年輸入。
取り扱い苗木生産者
ご購入のお問い合わせは各苗木生産者までお願いします。
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